【ポケモン剣盾ダブル】オンバーンドリ【INC May 最終レート1812】
どうも、ちゃんなーです。以下がINC Mayで使用した構築です。
【構築経緯】
はじめに、僕がポケモンの中で最も好きなオンバーンを使いたいと思い、ここから構築をスタートした(それ以上の理由は無い)。オンバーンを考察すると、
・特性おみとおしによる情報アド
・おいかぜによる味方のサポートができる
という強みはあるものの、ドラパルトの方が速く、仕事をする前に倒されかねないと思った。そこで素早さ関係を逆転させ、ドラパに強く出られるようにこだわりスカーフを持たせることにした。
続いて、オンバーンと相性のいい味方を考えるとバンギラス+ドリュウズの並びがヒット。ドリュウズのじしんを無効にできることに加え、バンギの素早さに努力値を振ればおいかぜからバンギを展開することができる点を評価した。
この時点で相手の水タイプが重すぎるので、打点を持ちつつすなかきドリュのじしんを透かせるウォッシュロトムを採用。また、ローブシンが重すぎるので強く出られるニンフィアを採用。最後に型破りドリュやナットレイ、ミミッキュなどに強めなウインディを入れて完成。
対面的な動きからサイクルまでこなせるスタンダードパーティとなった。サイクル的な動きもしたいのでオンバーン以外の5匹にまもるを採用している。
【コンセプト】
・オンバーンのおいかぜによるs操作から見方の攻撃を上から押しつける
・サイクルを回して盤面を整えてからダイマを切って詰める
【型紹介】
オンバーン
実数値(努力値):161(4)-81-100-149(252)-100-192(252)
りゅうせいぐん:タイプ一致技。主にドラパに打ちたい。
エアスラッシュ:タイプ一致技。ダイマ切らずに打ちたい場面が多いため命中不安のぼうふうは非採用。
とんぼがえり:味方のバンギのじゃくほを能動的に発動させられるがよっぽどのことが無い限りは使わない。この枠はいかりのまえばやかえんほうしゃ、ねっぷうもあり。(すりかえは今作で没収された💢💢💢)
おいかぜ:オンバーンの生命線。スカーフを持たせることでおいかぜ下のs実数値143までの相手に対して上をとっておいかぜで切り返すことができる。(おいかぜ下最速80属抜けないんかーいw)
主にドラパ絡みの相手に対して初手から繰り出していく。全体的に相手の足が速めだったりエルフーンが入っていたりする場合はできるだけおいかぜを選択することを優先する。ダイジェットによるs操作も強力なのでオンバーンにダイマを切って勝てそうなときだけダイマックスさせる。ただし火力は無さすぎて泣ける。
特性おみとおしにより相手のドラパの持ち物がいのちのたまかじゃくてんほけんかを判別できるほか、相手の型判別にも役立つのが強い。高耐久でこの特性を持つサマヨールは神。
バンギラス
実数値(努力値):175-186(252)-130-x-121(4)-124(252)
いわなだれ:タイプ一致且つ範囲技。
かみくだく:タイプ一致技。ダイアークによるDダウンがミトムやニンフなどと相性抜群。
ばかぢから:ミラーに強くなるため採用。他の技とも検討の余地あり。
おいかぜと相性のいい最速バンギ。調整が思いつかなかったのでASぶっぱ。耐久がないと感じたことは無いのでこれで良いと思う。
自身にダイマを切って殴っていく動きができ、特にダイアークによるDダウンがミトムやニンフと相性がいいのが強い。さらにダイマを切らなくても火力はそこそこあるので使い勝手が良かった。また、すなあらしを展開することでドリュウズのs操作ができる点も優秀。相手のパーティにローブシンがいなければ選出するくらいには信頼できた。
ドリュウズ
実数値(努力値):185-187(252)-80-x-86(4)-154(252)
じしん:タイプ一致且つ範囲技。バンギを巻き込んで能動的にじゃくほを発動させられる。
アイアンヘッド:タイプ一致技。ひるみ運ゲできる。
いわなだれ:範囲技。トリパ相手にバンギのいわなだれと合わせてひるみ運ゲできる。
タスキを盾に雑に扱っても強い枠。おいかぜによる対面選出の際はオンバーンと共に初手に投げてじしんで相手を削りつつ、裏のエースを通す動きをした。
このポケモンにダイマを切ることで拾える試合があることは常に頭の中に入れておくこと。
ウォッシュロトム
実数値(努力値):149(188)-x-127-165(196)-127-122(124)
H:10n-1(いのちのたまダメージ最小)
C:11n
S:最速バンギ抜かれで気持ち同族の上を取りたい
ハイドロポンプ:タイプ一致で唯一の水技。
10まんボルト:タイプ一致技。
あくのはどう:サブウェポン。ドラパやサマヨへの打点。
みず、でんき、あくの技範囲が優秀でほとんどの相手に対して打点をもちつつ、ダイストリームの雨やダイアークのDダウンは自身の技のダメージを増やせるため、おいかぜからダイマエースとして使用することが多かった。いのちのたまを持たせているため非ダイマでも火力がそこそこあるので腐りにくく、ほぼ毎回選出した。ただし、本当に刺さっているときはHPを温存したままダイマさせたいので大切に扱う必要があった。
ニンフィア
実数値(努力値):191(164)-76-88(20)-178(252)-151(4)-89(68)
H:16n-1
C:ぶっぱ
S:おいかぜ下で最速アイアント抜き
B・D:余り
ハイパーボイス:タイプ一致且つ範囲技。
でんこうせっか:残りHPわずかの相手を削りきる先制技。ごくまれにバンギのじゃくほを発動させるために使った。
あくび:もともとマジカルフレイムだったがニンフの役割対象に対して必要な場面が殆ど無かったため、対面操作が可能なこの技に。後発ダイマ構築に対して特に活きる場面は多かった。アドバイスをくれた催眠のスペシャリスト(@dabide_Ggst)に感謝。
ローブシンを筆頭にルカリオ以外のかくとうタイプをみたら絶対選出する。その場合ラプラス軸以外にはなるべく先発に出したいが、かくとうタイプが初手に来なかった場合は裏にいるのでニンフを温存する立ち回りを心がけた。
ミトムやバンギのダイアークと非常に相性が良く、それらのダイマエースと合わせて崩しの手段になるのが非常に強力だった。
ウインディ
実数値(努力値):188(180)-x-101(4)-129(68)-101(4)-161(252)
H-B:無補正ドリュウズのじしん(複数ダメージ)を156 ~ 186
C:無振りガラルヒヒダルマに176 ~ 210(最低乱数以外確定1発)
S:最速
調整はじーん(@zeen172M)さんのものを拝借
かえんほうしゃ:タイプ一致技。外しが嫌なのでねっぷうの採用は見送り。
バークアウト:相手を弱体化させられる便利技。
おにび:物理相手に打ち、弱体化を狙える。
ここまでの5体では重いナットレイ、型破りドリュウズ、ミミッキュなどに強く出られるため採用。サイクル重視で立ち回る際、特性いかくやおにび、バークアウトなどが便利で他のポケモンのHP管理をさせてくれるので使いやすかった。
このポケモンにダイマを切ることは基本的に無いが、アイアントに対しては状況を見てよくダイマを切った。
【選出・立ち回り】
対バンドリドラパキッス
先発:オンバーン+ドリュウズ
後発:ウォッシュロトム+バンギラス
初手バンドリミラーで勝てる自信がないのでオンバーンで初手においかぜをしながらドリュにじしんを打たせてオンバーンを切りつつ、裏のミトムになるべくダイマを切って対面的に相手を処理することを目指す。
対ドラパウインディ+サマヨアシレナット
先発:オンバーン+ドリュウズ
後発:ウォッシュロトム+バンギラスorウインディ
大体ドラパルト+ウインディかミミッキュの並びを出されるので、ドラパルトの横がドリュウズより速ければおいかぜ+じしんを選択し、ドリュウズより遅ければりゅうせいぐん+じしんを選択する。ダイマはほぼミトムに切る。アシレサマヨから来たら頑張ってサマヨをひるませる...
ヤマを張らず両方に対応させるならオンバーン+ミトム先発もあり。
対バナコータス
大体後発ダイマバナだと思っているので相手の先発要員をバンドリで殴り合った後、裏の相手のバナがダイマを切るのでバンギかドリュが落ちたタイミングでオンバーンにダイマを切って処理する。
対ラプラスサマヨブシン
先発:ウォッシュロトム+ウインディ
後発:ニンフィア+ドリュウズorバンギラス
大体初手ラプラス絡みから入られ、裏にローブシンがいる。ミトムのとおりがよっぽど良いとき以外は初手からダイマを切らず、基本的に相手のダイマを凌いでからこちらのダイマを通していく。
対ガチトリパ
先発:バンギラス+ドリュウズ
後発:ウォッシュロトム+ニンフィアorウインディ
バンドリで相手のトリル展開を封じることをねらいつつ、トリルを展開されたらミトム以外の3匹でサイクル回しながらトリルを枯らしこちらのダイマミトムを通す。
対その他サイクル寄りの構築
相手に応じて柔軟に選出を決めるが、先発バンドリ、後発ミトム@1が割と多かった。
選出は一例です。
きつい相手
基本的に幅広い相手に対して五分五分の勝負はできますが、タスキルカリオ入りの構築は本当に無理です。
【使用感】
オンバーンというポケモンが割と対面的なので、この構築はバンドリドラパキッスのような並びと比較するとサイクル性能が劣っているが、おいかぜによって相手の上をとって行動しやすいのがこの構築の強みだと感じる。おいかぜ+バンドリの並びには可能性を感じたのでまだまだ改良の余地があると思う。
【Paste of showdown】
要望があったのでShowDownのテキストを載せておきます。
Ability: Frisk
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 4 HP / 252 SpA / 252 Spe
Timid Nature
- Draco Meteor
- Air Slash
- U-turn
- Tailwind
Ability: Sand Stream
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 252 Atk / 4 Def / 252 Spe
Jolly Nature
- Rock Slide
- Crunch
- Superpower
- Protect
Ability: Sand Rush
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 252 Atk / 4 Def / 252 Spe
Jolly Nature
- Earthquake
- Iron Head
- Rock Slide
- Protect
Ability: Levitate
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 188 HP / 196 SpA / 124 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Hydro Pump
- Thunderbolt
- Dark Pulse
- Protect
Ability: Pixilate
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 164 HP / 20 Def / 252 SpA / 4 SpD / 68 Spe
Modest Nature
- Hyper Voice
- Quick Attack
- Yawn
- Protect
Ability: Intimidate
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 180 HP / 4 Def / 68 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Flamethrower
- Snarl
- Will-O-Wisp
- Protect
【後語り】
4月INCの時点で30位以内に入っていたこともあり、今回は気楽にやろうと思ってポケモン1好きなオンバーンを使った構築で挑戦しましたが、思いのほかある一定の結果を残せたのはうれしいです。INCの低レート帯では対面的に戦うことで取りこぼしを減らし、中・高レート帯では各ポケモンのスペックの高さのおかげでうまく勝てたのかな、という感じです。
リバティノートのオンライン大会では恥かかないように頑張ります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。この構築に関して質問等あれば(@CHAN_naaa_CHAN)までお願いします。
【ポケモン剣盾ダブル】とチュげきパ【s5最終7位&12位】
どうも、ちゃんなーです。以下がs5で使用した構築です。
追記:以下のリンクにてこの記事が非常に読みやすくまとめられているのでぜひ読んでみてください。
【構築経緯】
初手にダイマエース+補助要員の並びで戦いたいと思い、補助要員として読まれにくいてだすけ持ちのサマヨールを使用することから開始した。ダイマエースには火力があり、技に一貫性を持ち、おまけにトリル展開サポート要員に思わせることのできるトゲキッスを採用。トゲキッスだけではバンドリやミトムキッス、ラプラス軸が重いため、もう一匹のダイマエースとして手助けと絡めて超火力を発揮し、上記の相手をカモれるいのちのたま持ちホルードを採用。ウォッシュロトムでも条件を満たすことはできるが、どうしてもホルードを使いたかった。
次に、初手ダイマで場を荒らした後の詰め筋を考えたところ、サマヨ-ルのトリックルームとも相性が良いトレンドのナットレイを採用し、ナットレイの方の中で最も積ませ性能が高いと思うてっぺき+ボディプレスの型とした。さらに、今の時点では晴れパの対策が薄いと思ったので、ナットレイとの相性補完も取れるサイドチェンジ持ちのシャンデラを採用。最後に、ガオガエンが非常に重かったので牽制できて第3のダイマエースにもなれるアシレーヌを採用し、パーティを完成させた。
基本的に先発+ダイマエース控え+orという選出をしていたが、これだけでは立ち回りが窮屈になる場合が多かったが、最終日になって初手+の並びにすると相手に応じてダイマを切り分けることができて立ち回りの幅が広がると思い、これを試したところ勝率がグンと上がり、これを主な選出として戦った。
余談だが、これらの初手の並べ方は非常に僕がINC Aprilで使用した構築に似ており、ぜひそちらも見ていただきたい。
【コンセプト】
初手ダイマで想定外の火力を押しつけて盤面を有利に進め、終盤にナットレイで詰める
【型紹介】
全国図鑑番号順に解説します。
サマヨール
実数値(努力値):147(252)-x-185(140)-x-165(116)-27(s個体値0)
H-D:晴れ下サンパワーリザのゴクエン確定耐え
H-B:陽気球ドラパのダイホロウ確定耐え
本構築の補助要員。技構成はエースの火力アップで奇襲を掛けられるてだすけ、裏のナットレイやアシレーヌとも相性が良く、高速アタッカー揃いの構築に対して切り返せるトリックルーム、単体での詰ませ性能を高めるためいたみわけとナイトヘッド。特性はおみとおし一択。これによりきあいのタスキや半減木の実持ちを事前に把握し、ダイマエースの立ち回りに迷いが生じなくなる。
てだすけとサマヨールの相性は素晴らしい。というのもサマヨールはトリックルーム起動要員のイメージが強いため、よく挑発を打たれるポケモンであるが、てだすけの優先度は+5なのでいたずらごころ挑発よりも先に動けるので初手にてだすけを選択してダイマエースで殴れば爆アドを稼げるようになる。また、怯みによってトリルを防ごうとする相手にも怯まず動けるのも優秀。
また、サマヨ-ルは素の耐久が非常に高いが、ホルードと並べてダイアースを打てばサマヨールの特防を上げることができ、サマヨールで相手を詰ませる状況も作れる。
とりあえずパーティに入れとけば仕事するため、非常に使い勝手が良かった。(そりゃみんな使うわな)
トゲキッス
実数値(努力値)175(116)-x-115-181(196)-135-125(196)
H:16n-1(そこそこの耐久を確保)
C:余り
S:最速バンギ抜き
本構築のダイマエースその1。技構成はメインウェポンのマジカルシャインとエアスラッシュ、ダイマックスすればダイロックとなり、晴れパに強く出られるげんしのちから、最後にホルードと並べたときにダイマホルードを通しやすくなり、自身がダイマすればダイウォールとして使えるこのゆびとまれ。持ち物は元々ピントレンズだったが、バタフリーやフシギバナのねむりごな、オーロンゲのでんじはなどに怯えず選出できるようラムのみにしている。火力はサマヨールのてだすけで補強すればよいと判断した。
このポケモンの強みの一つは、サマヨールやホルードと並べると補助要員にしか見えないことである。これにより相手の想定を崩し、奇襲を掛けていける。
調整に関してもともとC実数値187(11n)、S実数値120ときれいな配分になっていたが、たすき持ち陽気最速バンギを一定数見かけたので最終日に急遽配分を変更した。しかし、その後この調整が活きることはなかった...。
ナットレイ
実数値(努力値):181(252)-x-201(252)-x-132(4)-25(s個体値0)
S:最遅ナットレイやコータス意識で補正をかけていない
本構築の詰ませ要因。技構成は相手の物理アタッカーを詰ませられるてっぺき、てっぺきと好相性のボディプレス、ダメージソース兼回復ソースとなるやどりぎのたね、やどりぎと組み合わせてHP確保に使えたり相手の技を空かせるまもる。はがね技も入れたかったが上記の技から変えるほどの必要性を感じなかったので今回は不採用。持ち物はナットレイを長持ちさせたいのでたべのこし。基本的に死にだしから投げて相手を最も詰ませられる行動を優先する。
使用する前はてっぺきボディプナットは広く認知されていて対策されてるだろうな、と思いきや手薄な構築が意外と多く、よっぽど刺さりが悪いとき以外は選出した。相手のパーティにガオガエンやローブシンなど一見つらそうな相手にもトリルを絡めたり隙を見て一回てっぺきを積んでしまえばナットとその取り巻きで十分勝てるため、幅広いパーティに対して積極的に選出したい。
今後さらに個体数を増やしかねないのでナットレイの対策はしっかりしましょう。
シャンデラ
実数値(努力値):167(252)-x-110-216(252)-111(4)-100
ナットレイの補佐係。技構成はタイプ一致で範囲技のねっぷう、もう一つのタイプ一致技であるシャドーボール、ナットレイとの相性補完により両者を延命させやすくなるサイドチェンジ、最後にサマヨール以外にもトリックルームを張れるようにしている。持ち物はシャンデラがすぐ落とされないようきあいのタスキ。特性は炎技を透かせるもらいび。
ほのお・ゴーストの組み合わせが一貫を取りやすく、基本選出に組み込んでいける点も評価している。また、晴れパに対してもサイドチェンジを絡めたり、後出しすることでリザードンのキョダイゴクエンを透かせるので、非常に使い勝手が良かった。
シャンデラのsを最遅にしていないのはトゲキッスのダイジェットでs+1にすると最速フシギバナ帯を抜けるようになるため。(ボックスに眠ってたA抜け5Vの色違い個体を使いたかったというのは内緒)
ホルード
実数値(努力値):161(4)-118(252)-97-x-97-130(252)
本構築のダイマエースその2。火力お化け。こいつヤバい(語彙力) 技構成はダイマックスした際にノーマル技最大火力となるギガインパクト、タイプ一致の地面技である10まんばりき、仮想敵のラプラスをはじめとして水タイプへの有効打となるかみなりパンチ、最後にドラパルトへの有効打となったり、ダイアイスで殴ればエルフーンのきあいのタスキを潰せるれいとうパンチ。
こいつのヤバさについて解説する。このポケモンにいのちのたまを持たせるだけでも相当な火力が出るがこれにサマヨールのてだすけを絡めることでダイマックスポケモンですらワンパンできる火力が出る。以下に例を挙げる。(ダメ計はてだすけ込み)
・H252ダイマバンギへのダイアース:517~611/124.8~147.5%
・H252ダイマウォッシュロトムへのダイアタック:305~360/97.1~114.6%(乱数81.25%)
・H252ダイマラプラスへのダイサンダー:450~530/94.9~111.8%(乱数68.75%)
このように、仮想敵に対してもてだすけを絡めれば分がいい勝負ができるのである。ミトムやラプラスに対しては確定で落とせるわけではないが、このムーブをしてミトムを落としきれなかったことはなく、ラプラスに耐えられたのは1度だけなので狙い通りとなっている。
また、非ダイマ時でも非常に火力が出るのでトゲキッスと組めばダイマ権をトゲキッスに譲る選択肢も生まれるため、立ち回りの幅も広げてくれた。
ダブルではホルードはそこまで数多くないものの、もっと使われていいポケモンの一匹だと感じている。
アシレーヌ
実数値(努力値):187(252)-x-95(4)-195(252)-136-58(最遅)
補完枠。技構成はダイストリーム最高威力となるハイドロカノン、タイプ一致かつ範囲技のマジカルシャイン、ミロカロスやアシレーヌへの有効打となるエナジーボール、技を透かせるまもる。持ち物は相手のダイマドラパルトへのダイフェアリーで持っていける乱数を高めたり、ほかの技の威力アップにもなるたつじんのおび。
基本的にはシャンデラかナットレイの刺さりが悪い時は後発に置くが、相手がドラパピッピのような並びやダイマアシレーヌがぶっ刺さっているときはサマヨールと初手に並べてダイマを切っていた。
【選出・立ち回り】
完全に機械化できているわけではありませんが、一例を紹介します。
基本選出1
先発+or (or ) 後発+or
サマヨールの補助さえあればダイマエース1匹で相手のパーティを半壊できると判断した場合はこの選出をします。ミトムキッスやラプラスが見えたら必ずホルードをダイマエースとします。基本的には刺さりがいいほうを出していきます。
基本選出2
先発+ 後発@1
困ったらこれ。基本的に通りが良いほうをダイマックスさせます。ダイマドラパによるファントムビート構築に対してはキッスをダイマさせたいです。
【後語り】
シーズン5では自分で一から構築を組んで結果を出すのが目標でした。今回オリジナルの構築で最終一桁順位をとることができて満足しています。これからも欠かさず練習を積み、毎シーズン安定して結果を出せるように努めていきたいと思います。
TN ちゃんなー:最終7位 TN subくん:最終12位
この構築に関して何かあればtwitter(@CHAN_naaa_CHAN)までお願いします。
【ポケモン剣盾ダブル】シングル逃避ゴクエンパ【s4最終73位/INC April最終レート1840&23位】
はじめに
どうも、ちゃんなーです。s4はダブルバトルにハマってしまったことや、シングルで勝ち方を忘れてしまったこともあり、ダブルバトルをメインにやっていました。使用構築は上の通りです。また、4月のINCにもこの構築を持っていきました。
構築の経緯
ダブルバトルを開始したときにリザードン入りの晴れパを人から借りたところ、キョダイリザードンのキョダイゴクエンが強すぎたのでこいつを軸に幅広い相手・並びを見ることができる構築を使いたいと思い、リバティノートという優良サイトを読み漁ったところ、ふるほわさんの構築が強くて使いやすそうだと感じ、パーティをレンタルして使用した。ブルンゲル以外の5匹には手応えを感じたので変えず、現状で厳しいダイマブリムオン入りトリパにある程度抗えてヤミラミの日本晴れ以外の晴れ起動要因にもなれるコータスを最後に入れることにした。
コンセプト
キョダイゴクエンを入れてヤミラミや裏のポケモンでターンを稼いでダメージを入れつつ先制技などで相手縛る
個体紹介
コータス以外の5匹の性格、持ち物、調整についてはそのまま原案から拝借しています。
リザードン
実数値(努力値):153-x-99(4)-161(252)-105-167(252)
本構築の軸であり、キョダイゴクエンを打つのがコンセプトなので相手の構築にセキタンザンがいない限りは必ず選出しダイマックスさせた。
技構成についてはダイマックス下でそれぞれ炎、飛行の最大打点となるブラストバーン、ぼうふうを採用し、パーティで対策が薄めな水タイプに抜群が取れるソーラービーム、最後にゴクエンダメ稼ぎ、相手のダイマックスターン枯らしなどに使えるまもるで完結している。持ち物は不一致ダイロックや非ダイマバンギのいわなだれを一発耐えて延命しやすくするためヨロギのみ。
リザードン基本的に初手に出して初手からダイマックスを切る立ち回りを行う。立ち回りについては後述する。
コータス
実数値(努力値):177(252)-x-161(4)-150(252)-95-22 (最遅)
このパーティでつらいガチトリパの対策となり、ヤミラミ以外の晴れ起動要因となる補完枠。
技構成はトリル下でブリムオンに高火力を上から押しつけられるふんか、HPが削れてもそこそこ火力の出る範囲技のねっぷう、重めなドサイドンにトリル下で少しでも抵抗できるようにソーラービーム、最後にまもるとなっている。ソーラービームの枠はあまり使用する機会がなかったのでこのパーティによく選出されるガオガエンやコータスへの打点となるだいちのちからとの変更も一考の余地あり。持ち物は火力の底上げになるもくたん。
基本的にリザコータスを一緒に並べることはなく、選出する場合は後発に入れておく。ヤミラミを選出していないがリザの火力を上げて場にいる相手を倒したいときには裏から後投げする場合がある。
ヤミラミ
実数値(努力値):157(252)-x-121(116)-x-103(140)-70
リザードンを通す上で重要なポケモンであり、選出する場合は初手からリザードンと共に投げる。
技構成は相手の素早さ関係を無視して隣のポケモンの技を通せるさきおくり、リザードンの特性サンパワーと組み合わせて火力を出すことができたり構築で一貫する水技のダメージを半減にできたりするにほんばれ、隣の延命、相手のダイマックスターン枯らし、ヤミラミの自主退場等に使えるサイドチェンジまで確定とし、最後にリザードンが苦手とするダイマックスドラパルト+物理ATのファントムビートに抵抗できるようおにびとなっている。持ち物はミミッキュやトゲキッスの技を1発は受けきれるロゼルのみ。
他の特性いたずらごころ持ち要因(エルフーン、オーロンゲ、ニャオニクス)と異なり、ねこだましを受けないのが優秀。
ローブシン
実数値(努力値):199(148)-198(156)-115-x-111(204)-65
選出する場合は控えに置き、最後の詰め筋として使う。
特性をてつのこぶし、持ち物をいのちのたまにすることによってH252バンギラスクラスをマッハパンチで余裕の確1に持って行けるほどの火力を出せる。技構成はメインウェポンとなるドレインパンチ、タイプ一致先制技のマッハパンチ、水タイプや飛行タイプへの打点としてかみなりパンチ、ターンを稼ぎにも使えてゴクエンダメージと相性がいいまもる。
このパーティによく選出されるガオガエンに抜群が取れる点でも欠かせない存在だった。
ドリュウズ
実数値(努力値):185-187(252)-80-x-86(4)-154(252)
対バンドリ、対ミトムキッス性能に長けておりそれらの並びを見たらリザードンと並べて初手に投げる。初手にヤミラミを置いた場合でも通りが良ければ控えに置く。
技構成はタイプ一致技でリザードンとの相性がよい範囲技の地震、アイアンヘッド、サブウェポンとしていわなだれ、最後にまもる。10まんばりきが欲しい場面は少なかったのでこれで技は完結している。
立ち回りは後述。
ミミッキュ
実数値(努力値)131(4)-142(252)-101-x-130-162(252)
特性ばけのかわ、技ゴーストダイブ、まもるを搭載しているためキョダイゴクエンとの相性が非常に良い超優秀ポケモン。ドラパルトが見えたら必ず控えに入れておきたい。
選出パターンと立ち回り
基本選出1
+後発に通せそうなポケモン2匹
基本的にリザードン以外はダイマックスさせません。キョダイゴクエンを打ちターンを稼いで相手のポケモンをゴリゴリ削ることを意識します。また、相手のダイマックスエースの耐久が高い場合(ラプラスなど)、隣を攻撃して頭数を減らすことを意識しましょう。
基本選出2
+後発に通せそうなポケモン2匹
リザードンヤミラミを組み合わせても厳しい相手(バンギラス・パッチラゴンなど)ガ見えた場合はこの選出をします。
対バンドリ
+
・相手が初手からバンドリで入っている場合
リザードンにはダイマックスしてドリュウズ側にキョダイゴクエン、ドリュウズには地震を選択します。バンギラスが大体もっているであろう弱点保険は発動し、リザードンは1ターンで落とされる場合が殆どですが、ダイマックスバンギラスは裏のローブシンのマッハパンチで縛りつつ、相手の裏にゴクエンで負担をかけつつ詰めていきます。
・相手が初手ドリュ+フェアリーの場合
相手は大抵フェアリータイプをバンギに下げ、ドリュにダイマックスを切ってきますがキョダイリザはヨロギでダイロックを一発耐えて返しのゴクエン+地震で相手のドリュを落とせるため、easy winできます。
・相手が初手バンギ+フェアリーの場合
バンギは初ターンからダイマックスを切ってリザ方向にダイロックを打ってくるのが殆どなのでリザには初手ダイウォールを選択して相手のダイマックスターンを稼ぎつつドリュの地震で負担をかけることを意識します。次のターンにバンギの隣のポケモンにゴクエンを打ちます。
ドラパルト+物理AT
+@1
初手でヤミラミには鬼火をドラパルト方向に、リザードンにはダイジェットをドラパルト方向に選択します。次ターン以降はリザードンがドラパルトのダイマックス終了までに倒されないよう立ち回りましょう。リザードンの残りHP次第では2ターン目にダイウォールを選択することも大切です。相手のドラパルトはリザードンで倒すのではなくミミッキュのかげうちで縛って倒すようにしましょう。
対ミトムキッス
@2
基本的に初ターンはリザードンでゴクエンをトゲキッスに、ドリュで地震を打ちます。ただし、あまり初手にミトムキッスが来ることはないため相手のパーティにドラパルトが見えてる場合はヤミラミを初手に置きたいです。
対サマヨミロミミナット
+
初手はリザードンでゴクエンをサマヨールに、ヤミラミでにほんばれを打ち、サマヨールをゴクエンダメージと併せて倒しにいきます。トリックルームは張られてしまいますが、この場合もミロカロスのダイマックスターンが終わるまでリザードンを場に残す立ち回りが重要です。この手のミロカロスは自己再生を持っていない場合がほとんどなので裏のコータスやミミッキュでゴクエンを絡めて落としに行きます。
ミミッキュミロカロスの場合はミミッキュを初ターンにキョダイゴクエンで殴って2ターン目にダイウォール、3ターン目にダイソウゲンをミロカロスに打つというプレイングをします。その間、ヤミラミには初手にほんばれ、2ターン目にほんばれ(ミロカロスのダイストリームで天候が雨になるため)、3ターン目にミロカロス側にさきおくりを選択します。
対ガチトリパ
+
これに関しては諸説ですが、相手の初手がイエッサンブリムオンの場合はリザードンでキョダイゴクエンをブリムオンに、ドリュウズで地震を打ちます。イエッサンサマヨールの場合はドリュをコータスに下げてリザでゴクエンを打ちます。その後はコータスで暴れつつ、なんとかトリルターンを枯らしてから裏のミミッキュなどで詰めていきたいです。
きつい相手・並び
・ドラパルトセキタンザン
この構築のみ例外的にヤミラミドリュを初手においてヤミラミのさきおくりとダイマックスドリュウズでセキタンザンを倒したいのですが、ドラパルトのサイドチェンジを考慮すると本当に相手依存となりつらいです。
・ダイマックスする水タイプ(アシレーヌ、ギャラドスなど)
INCについて
今大会での戦績は33勝7敗で最終レートは1840でした。最終日の午前0時の段階でレートは1819、順位17位という内容で寝て5時半に起きて再び確認したところ32位まで落ちていました。そこから満を持して対戦し、3勝1敗でなんとかこのレートまで上げ6時半の段階で4位でした。そこからずっと見張っているとみるみる順位が下がっていき、不安にもなりましたが8時58分の段階で22位だったのでおそらく全国大会の出場権は得られたのではないかとおもいます。(最終順位は分かり次第公開します。)精神的につらいと思う反面、熱い対戦を繰り広げられたことはとても充実していて楽しかったです。
5/1追記
最終23位でした!全国大会初出場だわーい(泣)
後語り
僕は元々シングルバトル一筋で戦っていて本格的にダブルバトルの対戦を始めたのは3月中旬という初心者ですが、ランクバトルだけでなく、インターネット大会においてもある程度の結果を残せたことは自信につながりました。今度は自分で強い構築を組むのを目標にやっていきたいです。あれ、このままだとシングル当分本気でやらないかも...
最近になってようやくTwitterを開設しました。この記事に関して何かあれば(@CHAN_naaa_CHAN)までお願いします。
すり抜け弱点保険ドラパルトがキョダイラプラス対策になるかもな件
今回は環境トップメタとなるであろうキョダイラプラスの汎用的な対策を思いついたのでメモ程度に紹介していきます。それは…
ということですね。それでは解説していきます。
【調整】
H:220 A:252 B:4 D:4 S:28
H:191(16n-1)調整
A:キョダイラプラスを落とす乱数を少しでも引き上げたいのでぶっぱ
S:最速サザンドラ抜き
BD:端数
【技】
・確定
ドラゴンアロー
・選択
鋼の翼
空を飛ぶ
大文字
【立ち回り】
vsキョダイラプラスに絞って解説します。
1.キョダイラプラスは主に初手に出てきやすいのでそれに合わせて初手に投げ対面させる
2.こちらはダイマックスを切り、ダイホロウを選択
3.相手のラプラスもダイマックスし、キョダイセンリツを受けて弱点保険発動
4.次のターンではA+2ダイマドラパとB-1キョダイラプラスが対面し、こちらはダイホロウまたはダイドラグーンを選択すれば相手を落とせる
特性すり抜けのおかげで壁を無視して攻撃できるところが重要です。
本当にこれで勝てるんか?と思う方のためにダメージ計算をのせておきます。
【与ダメージ】
*B252無補正ラプラスを想定
ダイホロウ(威力130):105〜121
A+2ダイホロウ(相手B-1):315〜363
合計ダメージ:420〜
となり、相手がH無振りの場合ダイマックス時のHPが410となるため、上のような立ち回りが通れば確実に対面から殴り勝てます。実際には耐久ベースの型よりもS振りの型が多いと思うのでその場合は言うまでもなく勝つことができます。
【被ダメージ】
*C補正252振り(実数値150)を想定
キョダイセンリツ(威力130):230〜272(60.2〜71.2%)
一発は耐えます。(急所の場合37.5%の乱数で落ちる)基本的に殴り負けることはありません。
対キョダイラプラスに特化して記述しているため、ほかのダメージ計算を載せるつもりはありません。
【まとめ】
弱点保険ドラパルトは汎用性が高く、対キョダイラプラス以外にも活躍できる場面が多いと思います。ラプラス対策に頭を抱えている方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
【ポケモン剣盾シーズン3】過労死デブとハガネマンタ【最終219位】
どうも、ちゃんなーです。以下が今期使用した構築です。
QRレンタルパーティは削除しました。
【構築の経緯】
シーズンの序盤に様々な構築をレンタルして戦ったところ、その中でシーズン2のテンクウ氏の構築(https://tenku64.hatenablog.com/entry/2020/02/01/123754)を使っていて手応えを感じたため、自分が使いやすいよう構築を組んだところ、以下のようになった。
この6匹で実戦してみると、相手のドラパルトが重かったのであまり選出しなかったコオリッポからブラッキーへ変更。また、オノノクスの枠は一時的にローブシンとなった後、最終的にウォッシュロトムとなった。個々の採用理由等は個別紹介にて解説する
【個別紹介】
① ドラパルト
性格:うっかりや
努力値:CS252 余りA
C・・・H252FCロトムをシャドボ+流星でオボンの実を食べさせずちょうど確定で落とせる
使いたかったポケモンの1匹。このポケモンの最大の特徴は先制技が使える襷持ちだということ。これによって他では相手にしづらい相手の先制技持ちの襷ポケモン(エースバーン、ギルガルド、シザリガー等)を対面から処理できたり、ダイジェット使いのHPがわずかに残っている場合に確実に処理できたりと汎用性は高い。ただし、火力はそこまで期待できないので注意。
不意打ち採用なのに特殊型なのはA特化ドラゴンアローよりもC特化流星群の方が火力が出ることや、ダイマックスを基本使用しないためゴーストダイブで隙を見せる場面を作りたくなかったこと、パーティの性質上炎打点が欲しかったことが挙げられる。ただし、流星群を打った直後に引きが読まれやすいのが欠点だった。
ちなみに弱保ガルドをシャドボで攻撃→攻撃されてドラパの襷発動 となった場合、殆どの相手がキンシしてくるので不意は決まらないうえに、H252シールドガルドをシャドボ+不意で落とせないので弱保ガルドには勝てそうで勝てない。
主にドラゴン全般や高速低耐久、ナットレイやアーマーガア、ロトム系統などを広く浅く見てもらいたい。
途中から入ってきたポケモン。このポケモンを今期初めて使用したが、扱いが非常に難しい反面、うまく扱えると頼もしいポケモン。
幅広い相手に対して受けだしが効くだけでなく、願い事のおかげで後述のカビゴンを回復させたり、ドラパルトをサイクル介入させることができるため、サイクルを回す上で欠かせないポケモンとなった。
このポケモンでダイマックスを切ることはないため、性格は図太いで良い。
ブラッキーを運用する上で参考にした記事↓
ポケモン剣盾 【ブラッキーの運用方法について】 - クゥリのブラッキーをこよなく愛するポケモン日記
③ハガネール
性格:わんぱく
努力値:HB252 余りS
S・・・無振り30属抜き
参考:【剣盾S2使用構築】ドラハガネマンタ【最終108位】 - テンクウのブログ
コンセプトのポケモンその1。ブラッキーで見るのがつらいアーマーガア、パッチラゴン、竜舞バンギ、ミミッキュやオーロンゲなどを見てもらう。選出機会はそんなに多くないものの、役割対象に対して繰り出せばしっかり仕事を果たしてくれた。
このポケモンは防御を特化させると実数値277もあるため、ボディプレスの素の火力がそこそこあり、鉄壁と組み合わせることで影の積みエースとなって3タテすることがしばしばあった。
④マンタイン
性格:ひかえめ
努力値:H244 B4 C252 D4 S4
参考:【剣盾S2使用構築】ドラハガネマンタ【最終108位】 - テンクウのブログ
コンセプトのポケモンその2。ドヒドイデやヌオー、トリトドンのような水タイプ耐久ポケやカバルドン、ギルガルドを見てもらう。参考にした記事ではすいすいだったが、このポケモンをダイマックスさせる場面が殆どなかったため、貯水に変更。これにより水タイプ耐久ポケに身代わりを壊されなくなったりウオノラゴンのエラがみに対して1度は受けだすことができたりと発動する機会が多かった。
持ち物については、カバルドンをあくびループにはめられずに突破できたり、ドヒドイデに対して一度は後出しが可能になるラムのみ。
ここでマンタインの身代わりについて、今シーズンも昨期同様、対戦時間が制限されているため水タイプ耐久ポケが居座り続けるならTODによる判定勝ちを狙えて引くなら裏に負担をかけることができるため必須だと感じている。
今回の過労死枠であり構築の中心といえるポケモン。技構成については、ダイマックスミミッキュやトゲキッスに対しても打てるアイアンヘッドをヘビーボンバーより優先し、アーマーガアやナットレイに対して威力を出せるヒートスタンプを炎のパンチより優先している。雷パンチはギャラドス意識で採用。
このパーティではギャラドスやトゲキッスなどのダイマエースを強烈に呼ぶため、それらのポケモンに対応できるようほとんどの場合このポケモンにダイマックスを切る。ギャラドスに対しては雨下A+1球ダイストリームを確定で耐えるため、死にだしからダイマックスすることで対応できる。
一方、トゲキッスについてはこのポケモンに一任しているため、立ち回りが特殊になってくる。トゲキッスが相手として出てきた場合には基本後投げで処理が間に合い、
・悪巧み→基本的にダイマックスで打ち合う(時に交換を読む必要あり)
・他の攻撃→相手は引いてくるので交換読み行動
・ダイマックスして攻撃→こちらもダイマックスして殴る
という動きをする。相手のダイマックスに合わせて動かなければならないという点では立ち回りが難しくなるが、相手の選出および立ち回りを予想できる点で対戦の流れを楽にしてくれるポケモンだった。
その他、一貫気味な特殊フェアリーやロトム系統にも強く出られため、ほぼ毎回選出していた。ただしカビゴンの負担が大きくなりがちなので、受けに関して他のポケモンで役割を分散させなければならなかった。
シーズン終盤で感じたのだが、このポケモンでダイマックスさせるのが殆どであるがダイアタックのSダウンが役に立つこと場面が少なかったので、木の実型にしてキョダイサイセイを使えるようにするのも良かったかもしれない。
⑥ウォッシュロトム
性格:図太い
努力値:H252 B140 S116
努力値意図は不明
このパーティにおいてカビゴンが重すぎたためローブシンを採用したが、ブシンがカビゴン以外に刺さらない場面が多くあまり選出できなかった。カビゴン対策に何も思いつかず、鬼火入れとけばいいやという感じでなんとなく入れたが、このポケモンの鬼火やボルチェンの補助などのおかげでサイクルを多少回しやすくなった。そこそこ選出もしたので悪くなかったと思う。ただ最終日2日前に入れたので、そんなに語れることはない。
【選出】
基本選出:ドラパカビ@1・・・対面重視
カビブラッキー@・・・サイクル重視
この二つが多かった気がしますが、相手に合わせてこれ以外の選出をする場合があります。
【後語り】
今シーズンの序盤は様々な構築を使用していましたが、中盤からはずっとこの構築を使用し、なんとなく戦ってなんとなく勝つという感じで終盤まで来てそのまま最終日もこの構築で戦いましたが、最終日はみんなが強い構築を持ってくるのであまり煮詰められていない構築で戦ってなかなか勝てなくて当然だと感じました。ただ、ハガネールやマンタインのような珍しいポケモンを使ってしばらく戦うことができ、楽しく対戦はできたかな、と思います。シーズン4では終盤に勝てる構築を持って行けるように努めます。
TN ちゃんなー subくん とあたった方は対戦ありがとうございました!
↑今シーズンの最終順位
【ポケモン剣盾シーズン2】攻め&TOD系ドヒドヌオー【最終164位/最高28位】
どうも、ちゃんなーです。以下が今期の使用構築になります。
レンタルIDは削除しました。
【構築の経緯】
前期使用した構築において、マホイップで見たい相手がサザンドラくらいしかおらず、選出しにくい場面が多かったことやアーマーガアやバンギラスがエースとなって対面的な戦術を組めたことから、マホイップの代わりに対面性能が高いポケモンを採用したいと考えた。そこで、ドラゴンにも強く出られて前から気になっていたダルマモードのたすきヒヒダルマを入れることに。しかし、数戦回してみたところ、技の打ち替えはできるがそこまでその恩恵を受けることはなく、それよりも火力が欲しいと感じたため、五里霧中のたすきヒヒダルマに変更したところ、しっくりきたのでこのポケモンを使うことに。他にも、最終的に
HBヌオー→HDヌオー
というように変更し、以降上の6匹で対戦していた。
が、前期の構築記事を読んでいると、トップぽけ氏の前期の構築と激似であることに気付いてしまった。
それでも、選出パターンや立ち回りなどは大きく異なっていたため、それらの点についても言及したい。
【コンセプト】
・サイクルを回して相手を疲弊させてから裏の
エースを通す
または
・対面で数的有利をとって戦う
【型紹介】
①ヌオー
持ち物:食べ残し
特性:天然
実数値(努力値):202(252)-x-113(60)-85-121(196)-55
技:熱湯/毒毒/守る/自己再生
H-B: 陽気球ミミッキュのじゃれつく食べ残し込みで2耐え
今期は非常に悪巧み持ちのウォッシュロトムが多かったため、HDベースでの採用。HB方面に関しては、ドヒドイデで十分に受け切れる場合が多かったのでB方面で困ったことはない。
今期においては特にHDにするメリットがあると考えており、特殊で崩そうとしてきた相手に対してに対してTODを狙うことが可能であるからである。具体的にはトゲキッスや水ロトムなどに対して、対面での処理が厳しくなった場合に勝ち筋を追うことができる。
ただし、このポケモンは決して耐久が高いわけではないのでHP管理には常に気を配りたい。技構成に関してはサイクルを回すというより、相手を嵌めて確実に勝ちたい場面が多かったので守る→たくわえるもありかもしれない。
選出率4位
②アーマーガア
持ち物:タラプの実
特性:ミラーアーマー
努力値(実数値):205(252)-107-125-x-143(196)-95(60)
技:ブレイブバード/ビルドアップ/挑発/羽休め
前期使用した個体と同じ。本構築の軸の1匹。
このポケモンの両受け+抜き性能の高さは凄まじく、ほぼ全ての構築に対して選出していた。飛行タイプの技は比較的一貫が取りやすく、電気タイプがいなければアーマーガアを通すことを心がけ、積めそうな隙に投げてビルド→ダイマックスで全抜きという流れを作っていた。
ただし、素の火力は言うまでもなく、ビルドを積んでも火力が足りない場合がよくあり、数的有利をとった後なら相手を倒しに行くよりも確実に勝てると感じた場合はTODを狙う立ち回りに転じることも多々あった。
この構築にはサザンガルドをよく投げられるため、ガルド相手にビルドを積んでサザンを見られるようにしたい。
選出率2位
持ち物:気合のたすき
特性:五里霧中
実数値(努力値):181(4)-192(252)-75-x-75-161(252)
技:つららおとし/馬鹿力/地震/炎のパンチ
今回の構築の新入りにしてMVP。基本的に初手に投げ、不意のたすきを盾に数的有利をとる枠。日によって調子の変動が激しく、つららを当てて怯ませまくる時もあれば、そもそもつららを外しまくるときもある。調子が悪い時にどんどん順位が落ちた。
初手のダルマに対する一般的な処理としては、
1.スカーフポケモンで上から殴るorたすきを盾に技を一発耐えて倒す
2.五里霧中で技がこだわっていることを利用して裏のポケモンと合わせて受ける
この2つが主に考えられるが、1.についてはスカーフ持ちのドラパルト、サザンドラ、リザードンあるいは出会い頭持ちアイアントやたすきドリュウズなどが上がるが、これらはこちらのタスキを絡めて処理が可能である。一方、2.に関しては、極力ダルマのタスキを温存しつつ、裏の受けポケモンを使ってサイクルを回しつつ、ストッパーあるいはダイマックスを使ったスイーパーとしての役割を持たせることができる。この型は相手の想定を崩せることが多く、数的有利を取る上で非常に強力な枠だったと感じる。
また、タスキで1匹持って行った後は、TODを考慮して本当に切った方がいいと感じた時以外残すようにしていた。
余談ですが、ダルマは使う人によってスカーフ派、鉢巻派と分かれるのが面白いですよね。襷派を増やしたい(襷型しか使ったことありませんが)
選出率1位
持ち物:黒いヘドロ
特性:再生力
実数値(努力値):157(252)-x-224(252)-73-163(4)-55
技:熱湯/毒毒/トーチカ/自己再生
テンプレHBドヒドイデ。メタモンを構築に入れているため、黒い霧を毒毒に変更。打つ場面も多く、相手を疲弊させるのに役に立つ場面が多かった。
この構築は相手の受けループを突破する手段が皆無なのでドヒドイデにドヒドイデを投げる犯罪プレーを何度もやっていた。昨シーズンと違って2、3時間も戦わなくて良くなったのが本当に助かる...。ミラー意識でsを下げるのもありだと思う。
選出率5位
⑤ドラパルト(→最終日のみサザンドラ)
持ち物:呪いのお札
特性:すり抜け
実数値(努力値):164(4)-x-95-167(252)-95-194(252)
技:流星群/祟り目/身代わり/鬼火
前期はラム臆病CSだったが、火力が足りない場面があったため、控えめCSでの採用。さらに呪いのお札を持たせることでHBドヒドイデに91〜108ダメージ入るので受けにもそこそこ強そうだと思っていた。しかし、実際はHDも多いうえ、毒透かしで一度貼った身代わりがTOD負けに直結してしまうため、あまり受けに強くない。また、控えめにしたことで最速s+1パッチラゴンに抜かれるようになり、本末転倒な気もする。
使用感が微妙だったので、最終日はCSラムサザンにした。多分こっちの方がいい。
選出率6位
⑥メタモン
持ち物:こだわりスカーフ
特性:変わり者
実数値(努力値):155(252)-x-x-x-x-x
技:変身///
相手の積みエースをコピーして逆にエースになれる強ポケ。このポケモンと受けの相性が非常に良い。
アーマーガアが積む隙がなく、数的有利を取りづらい場合はメタモンをダイマックスさせるようにした。
うちのメタモンドールがもふもふしてて気持ちいい笑
選出率3位
【選出パターン】
基本選出:ヒヒダルマ+アーマーガア@1
炎タイプ→ドヒドイデかヌオーを
ウォッシュロトム→ヌオーを
積み構築や対面構築→メタモンを
入れます。
カットロトムやラプラスが一見重そうですが、アーマーガアにダイマックス切って強引に処理します。
受けループに対しては上記の面子だと明確な処理ルートがないため、ドラパ→サザンにして
にするといいかもしれません。
【重いポケモン】
ロトムはヌオーでTOD狙い、サザンはアーマーガアで見るしかなく、それでも勝てるか怪しい
・鬼火祟り目ドラパルト
鬼火入れられながらアーマーガアで強引に起点にします(きつい)
誰も勝てん
・球トゲキッス
アーマーガアが先に積んでいればどうにかなるが大体先に展開されているため、きつい
・受けループ
最終ターンで全て決まる
【後語り】
今期はあまり構築を考えることが出来ず、1ヶ月この構築を改良しつつずっと使っていました。しばらく2桁順位にとどまれたため、自信を持って使っていたのですが、最終日だけどうしても勝ち上がることが出来ず、目標としていた最終2桁には届きませんでした。よく言えば受けと攻めの両方に転じることができるのですが、悪く言えば受けも攻めも中途半端で通したいエースを通せなかった時にそのまま負けてしまうことが多かったです。また、すぐにTODを狙おうとするプレイングをしていたときもあったので、非常に反省しています。(された方は本当にすみませんでした)まあ、次シーズンからは試合時間五分増えるので多少はやりにくくなると思いますが…。シーズン3は受けにとどまらず幅広いジャンルを使っていきたいと思います。
TN:ちゃんなー TN:subくん と対戦した方は対戦ありがとうございました!
↑今期最高順位
↑最終順位
ポケモン剣盾シーズン1】コータスハナピクシー積み展開【瞬間最高65位】
どうも、ちゃんなーです。
今回は上の構築の紹介記事になります。
上の順位は12/23時点のものです。
【構築の経緯】
シーズン初期にマジガ球ピクシーを使っており、非常に強かったので再び使いたい
↓
キレイハナでバトンすれば強いんじゃないか?
↓
相性補完にそこそこ良い水ロトムを採用
↓
起点作りが欲しくなり、キレイハナの葉緑素と日照りの相性が良いため、コータスを採用
↓
特殊ATが多いので使ってみたかったルチャブルを採用
ラス1は襷ガルド、カビゴン、オノノクスとコロコロ変わっていました
持ち物:命の球
特性:マジックガード
実数値(努力値):183(100)-x-93-161(252)-110-100(156)
技:ムーンフォース/火炎放射/10万ボルト/瞑想
本構築の軸。幅広い技範囲と想定外の高火力を押し付ける。
そのため、よく投げられるアーマーガアやドリュウズのような鋼にも交換読みで火炎放射で致命傷を負わせたり、受けループにも非常に強い。ダイマックスすればそこそこある耐久と火力でダイマックスの打ち合いにも強めなのも良い。
特性がマジガなので毒や火傷、ステロ、呪いのダメージを受けないのも評価点。
sは一段階上昇でギャラドス帯を抜けるようにしているが、もう少し考えても良い気がする。
気が向いたらピクシーの記事書くかも。
持ち物:アッキのみ
特性:葉緑素
実数値(努力値):182(252)-x-111(4)-110-115-112(252)
技:ギガドレイン/蝶の舞/バトンタッチ/力を吸い取る
本構築のバトン要因。だったがある時ダイマックスさせたところ3タテしてしまったため、自身が抜きエースにもなれるという最強の性能も持っている。
主に後述のコータスの起点作りと合わせて出していくが、力を吸い取るやアッキのみのおかげで強引に物理を起点にしたり、特殊にも蝶舞で耐久を上げられるため、単体でも腐りにくいのが強み。
バトン先は主にピクシーやミトムとなり、決まればほぼ勝ってた。
③水ロトム
持ち物:ウイのみ→食べ残し
特性:浮遊
実数値(努力値):151(204)-x-127-171(244)-127-114(60)
技:ハイドロポンプ/10万ボルト/悪の波動/悪巧み
キレイハナのバトン先としても、自身で積むエースとしても戦えるロトム。
技範囲が優秀で非常に使いやすい。さらに、相手の受けを悪巧みによって強引に崩したり、降参に持って行ったりしたときが非常に気持ちいい。
相手の受けループを崩せるため、悪巧みミトムはおすすめです。
④コータス
持ち物:オボンのみ
特性:日照り
実数値(努力値):177(252)-x-177(4)-105-122(252)-40
技:火炎放射/鬼火/あくび/ステルスロック
本構築の起点作り。ほぼ毎回選出してた。
鬼火とあくびを両搭載することでラム持ちの相手をあくび→鬼火の順で眠らせることが可能。また、日照りのおかげで火力が出るため、起点になりにくいのも良いところ。また、キレイハナの葉緑素との相性が良い。
ただし、カバルドンほど耐久は高くないため、地面や岩の弱点をよく突かれるのがキツかった。ドリュの自身程度なら耐えるが、急所に当てられると何もできずに朽ちるのが辛い。
積み展開は起点作りが機能しないと2対3で戦わないといけないのが難しいと感じる。
持ち物:ラムのみ
特性:型破り
実数値(努力値):153-144(252)-96(4)-x-83-187(252)
技:インファイト/ブレイブバード/アイアンヘッド/剣の舞
有利対面で剣舞を積むと全抜きが可能になる強ポケ。ただし有利対面でもたまにダイマックス切られて突破される時があるので扱いが難しい。
持ち物:気合の襷
特性:型破り
実数値(努力値):151(4)-199(252)-110-x-90-163(252)
技:ダブルチョップ/インファイト/アイアンテール/龍の舞
最後に決まったポケモン。タスキによるストッパー性能も高いが、積みエースとしての性能も高い。
ダブチョは逆鱗の方がいい。
【重い相手】
(バンギラス)
ヒヒダルマ
アイアント
オノノクス
パッチラゴン
上のような主にコータスを展開させてくれない相手は結構きついです。
【後語り】
シリーズ終盤ではこの構築と合わせてもう一つ構築を使い、もう一方の方がしっくりきたため、その構築で戦いました。(以下がその構築のリンクです)
剣盾最初のシリーズで2桁まで載せることができたのは非常に満足です。しかし、その後コータスをうまく扱えず、ずるずる順位を落として4桁まで行きましたが…振り返ると積み展開より対面系やサイクル系の方が向いてるな、と感じています。しかし、コータスハナには可能性を感じているため、もっと優れた並びを作ってくれる方がいたら嬉しいですね(僕はもう使いませんが)。