【ポケモン剣盾ダブル】シングル逃避ゴクエンパ【s4最終73位/INC April最終レート1840&23位】
はじめに
どうも、ちゃんなーです。s4はダブルバトルにハマってしまったことや、シングルで勝ち方を忘れてしまったこともあり、ダブルバトルをメインにやっていました。使用構築は上の通りです。また、4月のINCにもこの構築を持っていきました。
構築の経緯
ダブルバトルを開始したときにリザードン入りの晴れパを人から借りたところ、キョダイリザードンのキョダイゴクエンが強すぎたのでこいつを軸に幅広い相手・並びを見ることができる構築を使いたいと思い、リバティノートという優良サイトを読み漁ったところ、ふるほわさんの構築が強くて使いやすそうだと感じ、パーティをレンタルして使用した。ブルンゲル以外の5匹には手応えを感じたので変えず、現状で厳しいダイマブリムオン入りトリパにある程度抗えてヤミラミの日本晴れ以外の晴れ起動要因にもなれるコータスを最後に入れることにした。
コンセプト
キョダイゴクエンを入れてヤミラミや裏のポケモンでターンを稼いでダメージを入れつつ先制技などで相手縛る
個体紹介
コータス以外の5匹の性格、持ち物、調整についてはそのまま原案から拝借しています。
リザードン
実数値(努力値):153-x-99(4)-161(252)-105-167(252)
本構築の軸であり、キョダイゴクエンを打つのがコンセプトなので相手の構築にセキタンザンがいない限りは必ず選出しダイマックスさせた。
技構成についてはダイマックス下でそれぞれ炎、飛行の最大打点となるブラストバーン、ぼうふうを採用し、パーティで対策が薄めな水タイプに抜群が取れるソーラービーム、最後にゴクエンダメ稼ぎ、相手のダイマックスターン枯らしなどに使えるまもるで完結している。持ち物は不一致ダイロックや非ダイマバンギのいわなだれを一発耐えて延命しやすくするためヨロギのみ。
リザードン基本的に初手に出して初手からダイマックスを切る立ち回りを行う。立ち回りについては後述する。
コータス
実数値(努力値):177(252)-x-161(4)-150(252)-95-22 (最遅)
このパーティでつらいガチトリパの対策となり、ヤミラミ以外の晴れ起動要因となる補完枠。
技構成はトリル下でブリムオンに高火力を上から押しつけられるふんか、HPが削れてもそこそこ火力の出る範囲技のねっぷう、重めなドサイドンにトリル下で少しでも抵抗できるようにソーラービーム、最後にまもるとなっている。ソーラービームの枠はあまり使用する機会がなかったのでこのパーティによく選出されるガオガエンやコータスへの打点となるだいちのちからとの変更も一考の余地あり。持ち物は火力の底上げになるもくたん。
基本的にリザコータスを一緒に並べることはなく、選出する場合は後発に入れておく。ヤミラミを選出していないがリザの火力を上げて場にいる相手を倒したいときには裏から後投げする場合がある。
ヤミラミ
実数値(努力値):157(252)-x-121(116)-x-103(140)-70
リザードンを通す上で重要なポケモンであり、選出する場合は初手からリザードンと共に投げる。
技構成は相手の素早さ関係を無視して隣のポケモンの技を通せるさきおくり、リザードンの特性サンパワーと組み合わせて火力を出すことができたり構築で一貫する水技のダメージを半減にできたりするにほんばれ、隣の延命、相手のダイマックスターン枯らし、ヤミラミの自主退場等に使えるサイドチェンジまで確定とし、最後にリザードンが苦手とするダイマックスドラパルト+物理ATのファントムビートに抵抗できるようおにびとなっている。持ち物はミミッキュやトゲキッスの技を1発は受けきれるロゼルのみ。
他の特性いたずらごころ持ち要因(エルフーン、オーロンゲ、ニャオニクス)と異なり、ねこだましを受けないのが優秀。
ローブシン
実数値(努力値):199(148)-198(156)-115-x-111(204)-65
選出する場合は控えに置き、最後の詰め筋として使う。
特性をてつのこぶし、持ち物をいのちのたまにすることによってH252バンギラスクラスをマッハパンチで余裕の確1に持って行けるほどの火力を出せる。技構成はメインウェポンとなるドレインパンチ、タイプ一致先制技のマッハパンチ、水タイプや飛行タイプへの打点としてかみなりパンチ、ターンを稼ぎにも使えてゴクエンダメージと相性がいいまもる。
このパーティによく選出されるガオガエンに抜群が取れる点でも欠かせない存在だった。
ドリュウズ
実数値(努力値):185-187(252)-80-x-86(4)-154(252)
対バンドリ、対ミトムキッス性能に長けておりそれらの並びを見たらリザードンと並べて初手に投げる。初手にヤミラミを置いた場合でも通りが良ければ控えに置く。
技構成はタイプ一致技でリザードンとの相性がよい範囲技の地震、アイアンヘッド、サブウェポンとしていわなだれ、最後にまもる。10まんばりきが欲しい場面は少なかったのでこれで技は完結している。
立ち回りは後述。
ミミッキュ
実数値(努力値)131(4)-142(252)-101-x-130-162(252)
特性ばけのかわ、技ゴーストダイブ、まもるを搭載しているためキョダイゴクエンとの相性が非常に良い超優秀ポケモン。ドラパルトが見えたら必ず控えに入れておきたい。
選出パターンと立ち回り
基本選出1
+後発に通せそうなポケモン2匹
基本的にリザードン以外はダイマックスさせません。キョダイゴクエンを打ちターンを稼いで相手のポケモンをゴリゴリ削ることを意識します。また、相手のダイマックスエースの耐久が高い場合(ラプラスなど)、隣を攻撃して頭数を減らすことを意識しましょう。
基本選出2
+後発に通せそうなポケモン2匹
リザードンヤミラミを組み合わせても厳しい相手(バンギラス・パッチラゴンなど)ガ見えた場合はこの選出をします。
対バンドリ
+
・相手が初手からバンドリで入っている場合
リザードンにはダイマックスしてドリュウズ側にキョダイゴクエン、ドリュウズには地震を選択します。バンギラスが大体もっているであろう弱点保険は発動し、リザードンは1ターンで落とされる場合が殆どですが、ダイマックスバンギラスは裏のローブシンのマッハパンチで縛りつつ、相手の裏にゴクエンで負担をかけつつ詰めていきます。
・相手が初手ドリュ+フェアリーの場合
相手は大抵フェアリータイプをバンギに下げ、ドリュにダイマックスを切ってきますがキョダイリザはヨロギでダイロックを一発耐えて返しのゴクエン+地震で相手のドリュを落とせるため、easy winできます。
・相手が初手バンギ+フェアリーの場合
バンギは初ターンからダイマックスを切ってリザ方向にダイロックを打ってくるのが殆どなのでリザには初手ダイウォールを選択して相手のダイマックスターンを稼ぎつつドリュの地震で負担をかけることを意識します。次のターンにバンギの隣のポケモンにゴクエンを打ちます。
ドラパルト+物理AT
+@1
初手でヤミラミには鬼火をドラパルト方向に、リザードンにはダイジェットをドラパルト方向に選択します。次ターン以降はリザードンがドラパルトのダイマックス終了までに倒されないよう立ち回りましょう。リザードンの残りHP次第では2ターン目にダイウォールを選択することも大切です。相手のドラパルトはリザードンで倒すのではなくミミッキュのかげうちで縛って倒すようにしましょう。
対ミトムキッス
@2
基本的に初ターンはリザードンでゴクエンをトゲキッスに、ドリュで地震を打ちます。ただし、あまり初手にミトムキッスが来ることはないため相手のパーティにドラパルトが見えてる場合はヤミラミを初手に置きたいです。
対サマヨミロミミナット
+
初手はリザードンでゴクエンをサマヨールに、ヤミラミでにほんばれを打ち、サマヨールをゴクエンダメージと併せて倒しにいきます。トリックルームは張られてしまいますが、この場合もミロカロスのダイマックスターンが終わるまでリザードンを場に残す立ち回りが重要です。この手のミロカロスは自己再生を持っていない場合がほとんどなので裏のコータスやミミッキュでゴクエンを絡めて落としに行きます。
ミミッキュミロカロスの場合はミミッキュを初ターンにキョダイゴクエンで殴って2ターン目にダイウォール、3ターン目にダイソウゲンをミロカロスに打つというプレイングをします。その間、ヤミラミには初手にほんばれ、2ターン目にほんばれ(ミロカロスのダイストリームで天候が雨になるため)、3ターン目にミロカロス側にさきおくりを選択します。
対ガチトリパ
+
これに関しては諸説ですが、相手の初手がイエッサンブリムオンの場合はリザードンでキョダイゴクエンをブリムオンに、ドリュウズで地震を打ちます。イエッサンサマヨールの場合はドリュをコータスに下げてリザでゴクエンを打ちます。その後はコータスで暴れつつ、なんとかトリルターンを枯らしてから裏のミミッキュなどで詰めていきたいです。
きつい相手・並び
・ドラパルトセキタンザン
この構築のみ例外的にヤミラミドリュを初手においてヤミラミのさきおくりとダイマックスドリュウズでセキタンザンを倒したいのですが、ドラパルトのサイドチェンジを考慮すると本当に相手依存となりつらいです。
・ダイマックスする水タイプ(アシレーヌ、ギャラドスなど)
INCについて
今大会での戦績は33勝7敗で最終レートは1840でした。最終日の午前0時の段階でレートは1819、順位17位という内容で寝て5時半に起きて再び確認したところ32位まで落ちていました。そこから満を持して対戦し、3勝1敗でなんとかこのレートまで上げ6時半の段階で4位でした。そこからずっと見張っているとみるみる順位が下がっていき、不安にもなりましたが8時58分の段階で22位だったのでおそらく全国大会の出場権は得られたのではないかとおもいます。(最終順位は分かり次第公開します。)精神的につらいと思う反面、熱い対戦を繰り広げられたことはとても充実していて楽しかったです。
5/1追記
最終23位でした!全国大会初出場だわーい(泣)
後語り
僕は元々シングルバトル一筋で戦っていて本格的にダブルバトルの対戦を始めたのは3月中旬という初心者ですが、ランクバトルだけでなく、インターネット大会においてもある程度の結果を残せたことは自信につながりました。今度は自分で強い構築を組むのを目標にやっていきたいです。あれ、このままだとシングル当分本気でやらないかも...
最近になってようやくTwitterを開設しました。この記事に関して何かあれば(@CHAN_naaa_CHAN)までお願いします。