【ポケモン剣盾ダブル】とチュげきパ【s5最終7位&12位】
どうも、ちゃんなーです。以下がs5で使用した構築です。
追記:以下のリンクにてこの記事が非常に読みやすくまとめられているのでぜひ読んでみてください。
【構築経緯】
初手にダイマエース+補助要員の並びで戦いたいと思い、補助要員として読まれにくいてだすけ持ちのサマヨールを使用することから開始した。ダイマエースには火力があり、技に一貫性を持ち、おまけにトリル展開サポート要員に思わせることのできるトゲキッスを採用。トゲキッスだけではバンドリやミトムキッス、ラプラス軸が重いため、もう一匹のダイマエースとして手助けと絡めて超火力を発揮し、上記の相手をカモれるいのちのたま持ちホルードを採用。ウォッシュロトムでも条件を満たすことはできるが、どうしてもホルードを使いたかった。
次に、初手ダイマで場を荒らした後の詰め筋を考えたところ、サマヨ-ルのトリックルームとも相性が良いトレンドのナットレイを採用し、ナットレイの方の中で最も積ませ性能が高いと思うてっぺき+ボディプレスの型とした。さらに、今の時点では晴れパの対策が薄いと思ったので、ナットレイとの相性補完も取れるサイドチェンジ持ちのシャンデラを採用。最後に、ガオガエンが非常に重かったので牽制できて第3のダイマエースにもなれるアシレーヌを採用し、パーティを完成させた。
基本的に先発+ダイマエース控え+orという選出をしていたが、これだけでは立ち回りが窮屈になる場合が多かったが、最終日になって初手+の並びにすると相手に応じてダイマを切り分けることができて立ち回りの幅が広がると思い、これを試したところ勝率がグンと上がり、これを主な選出として戦った。
余談だが、これらの初手の並べ方は非常に僕がINC Aprilで使用した構築に似ており、ぜひそちらも見ていただきたい。
【コンセプト】
初手ダイマで想定外の火力を押しつけて盤面を有利に進め、終盤にナットレイで詰める
【型紹介】
全国図鑑番号順に解説します。
サマヨール
実数値(努力値):147(252)-x-185(140)-x-165(116)-27(s個体値0)
H-D:晴れ下サンパワーリザのゴクエン確定耐え
H-B:陽気球ドラパのダイホロウ確定耐え
本構築の補助要員。技構成はエースの火力アップで奇襲を掛けられるてだすけ、裏のナットレイやアシレーヌとも相性が良く、高速アタッカー揃いの構築に対して切り返せるトリックルーム、単体での詰ませ性能を高めるためいたみわけとナイトヘッド。特性はおみとおし一択。これによりきあいのタスキや半減木の実持ちを事前に把握し、ダイマエースの立ち回りに迷いが生じなくなる。
てだすけとサマヨールの相性は素晴らしい。というのもサマヨールはトリックルーム起動要員のイメージが強いため、よく挑発を打たれるポケモンであるが、てだすけの優先度は+5なのでいたずらごころ挑発よりも先に動けるので初手にてだすけを選択してダイマエースで殴れば爆アドを稼げるようになる。また、怯みによってトリルを防ごうとする相手にも怯まず動けるのも優秀。
また、サマヨ-ルは素の耐久が非常に高いが、ホルードと並べてダイアースを打てばサマヨールの特防を上げることができ、サマヨールで相手を詰ませる状況も作れる。
とりあえずパーティに入れとけば仕事するため、非常に使い勝手が良かった。(そりゃみんな使うわな)
トゲキッス
実数値(努力値)175(116)-x-115-181(196)-135-125(196)
H:16n-1(そこそこの耐久を確保)
C:余り
S:最速バンギ抜き
本構築のダイマエースその1。技構成はメインウェポンのマジカルシャインとエアスラッシュ、ダイマックスすればダイロックとなり、晴れパに強く出られるげんしのちから、最後にホルードと並べたときにダイマホルードを通しやすくなり、自身がダイマすればダイウォールとして使えるこのゆびとまれ。持ち物は元々ピントレンズだったが、バタフリーやフシギバナのねむりごな、オーロンゲのでんじはなどに怯えず選出できるようラムのみにしている。火力はサマヨールのてだすけで補強すればよいと判断した。
このポケモンの強みの一つは、サマヨールやホルードと並べると補助要員にしか見えないことである。これにより相手の想定を崩し、奇襲を掛けていける。
調整に関してもともとC実数値187(11n)、S実数値120ときれいな配分になっていたが、たすき持ち陽気最速バンギを一定数見かけたので最終日に急遽配分を変更した。しかし、その後この調整が活きることはなかった...。
ナットレイ
実数値(努力値):181(252)-x-201(252)-x-132(4)-25(s個体値0)
S:最遅ナットレイやコータス意識で補正をかけていない
本構築の詰ませ要因。技構成は相手の物理アタッカーを詰ませられるてっぺき、てっぺきと好相性のボディプレス、ダメージソース兼回復ソースとなるやどりぎのたね、やどりぎと組み合わせてHP確保に使えたり相手の技を空かせるまもる。はがね技も入れたかったが上記の技から変えるほどの必要性を感じなかったので今回は不採用。持ち物はナットレイを長持ちさせたいのでたべのこし。基本的に死にだしから投げて相手を最も詰ませられる行動を優先する。
使用する前はてっぺきボディプナットは広く認知されていて対策されてるだろうな、と思いきや手薄な構築が意外と多く、よっぽど刺さりが悪いとき以外は選出した。相手のパーティにガオガエンやローブシンなど一見つらそうな相手にもトリルを絡めたり隙を見て一回てっぺきを積んでしまえばナットとその取り巻きで十分勝てるため、幅広いパーティに対して積極的に選出したい。
今後さらに個体数を増やしかねないのでナットレイの対策はしっかりしましょう。
シャンデラ
実数値(努力値):167(252)-x-110-216(252)-111(4)-100
ナットレイの補佐係。技構成はタイプ一致で範囲技のねっぷう、もう一つのタイプ一致技であるシャドーボール、ナットレイとの相性補完により両者を延命させやすくなるサイドチェンジ、最後にサマヨール以外にもトリックルームを張れるようにしている。持ち物はシャンデラがすぐ落とされないようきあいのタスキ。特性は炎技を透かせるもらいび。
ほのお・ゴーストの組み合わせが一貫を取りやすく、基本選出に組み込んでいける点も評価している。また、晴れパに対してもサイドチェンジを絡めたり、後出しすることでリザードンのキョダイゴクエンを透かせるので、非常に使い勝手が良かった。
シャンデラのsを最遅にしていないのはトゲキッスのダイジェットでs+1にすると最速フシギバナ帯を抜けるようになるため。(ボックスに眠ってたA抜け5Vの色違い個体を使いたかったというのは内緒)
ホルード
実数値(努力値):161(4)-118(252)-97-x-97-130(252)
本構築のダイマエースその2。火力お化け。こいつヤバい(語彙力) 技構成はダイマックスした際にノーマル技最大火力となるギガインパクト、タイプ一致の地面技である10まんばりき、仮想敵のラプラスをはじめとして水タイプへの有効打となるかみなりパンチ、最後にドラパルトへの有効打となったり、ダイアイスで殴ればエルフーンのきあいのタスキを潰せるれいとうパンチ。
こいつのヤバさについて解説する。このポケモンにいのちのたまを持たせるだけでも相当な火力が出るがこれにサマヨールのてだすけを絡めることでダイマックスポケモンですらワンパンできる火力が出る。以下に例を挙げる。(ダメ計はてだすけ込み)
・H252ダイマバンギへのダイアース:517~611/124.8~147.5%
・H252ダイマウォッシュロトムへのダイアタック:305~360/97.1~114.6%(乱数81.25%)
・H252ダイマラプラスへのダイサンダー:450~530/94.9~111.8%(乱数68.75%)
このように、仮想敵に対してもてだすけを絡めれば分がいい勝負ができるのである。ミトムやラプラスに対しては確定で落とせるわけではないが、このムーブをしてミトムを落としきれなかったことはなく、ラプラスに耐えられたのは1度だけなので狙い通りとなっている。
また、非ダイマ時でも非常に火力が出るのでトゲキッスと組めばダイマ権をトゲキッスに譲る選択肢も生まれるため、立ち回りの幅も広げてくれた。
ダブルではホルードはそこまで数多くないものの、もっと使われていいポケモンの一匹だと感じている。
アシレーヌ
実数値(努力値):187(252)-x-95(4)-195(252)-136-58(最遅)
補完枠。技構成はダイストリーム最高威力となるハイドロカノン、タイプ一致かつ範囲技のマジカルシャイン、ミロカロスやアシレーヌへの有効打となるエナジーボール、技を透かせるまもる。持ち物は相手のダイマドラパルトへのダイフェアリーで持っていける乱数を高めたり、ほかの技の威力アップにもなるたつじんのおび。
基本的にはシャンデラかナットレイの刺さりが悪い時は後発に置くが、相手がドラパピッピのような並びやダイマアシレーヌがぶっ刺さっているときはサマヨールと初手に並べてダイマを切っていた。
【選出・立ち回り】
完全に機械化できているわけではありませんが、一例を紹介します。
基本選出1
先発+or (or ) 後発+or
サマヨールの補助さえあればダイマエース1匹で相手のパーティを半壊できると判断した場合はこの選出をします。ミトムキッスやラプラスが見えたら必ずホルードをダイマエースとします。基本的には刺さりがいいほうを出していきます。
基本選出2
先発+ 後発@1
困ったらこれ。基本的に通りが良いほうをダイマックスさせます。ダイマドラパによるファントムビート構築に対してはキッスをダイマさせたいです。
【後語り】
シーズン5では自分で一から構築を組んで結果を出すのが目標でした。今回オリジナルの構築で最終一桁順位をとることができて満足しています。これからも欠かさず練習を積み、毎シーズン安定して結果を出せるように努めていきたいと思います。
TN ちゃんなー:最終7位 TN subくん:最終12位
この構築に関して何かあればtwitter(@CHAN_naaa_CHAN)までお願いします。