【ポケモン剣盾ダブル】まあまあガア【s8最終48位/日本一決定戦本戦使用】

どうも、ちゃんなーです。

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今回紹介する構築は日本一決定戦本戦で使用し、50位以内に入れなかったものですが新規性はあると思うので何かしら参考にしていただければ幸いです。

【コンセプト】

アーマーガアで大きく相手に負担をかけ、ラッキーで詰めていく

【個体紹介】

ラッキー

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せいかく:ずぶとい
実数値(努力値):H325-Ax-B62(252)-Cx-D157(252)-S71(4)

ニョロトノ

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せいかく:ずぶとい
実数値(努力値):H197(252)-Ax-B139(252)-C111(4)-D115-S90

キングドラ

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せいかく:ひかえめ
実数値(努力値):H151(4)-Ax-B115-C161(252)-D115-S137(252)

モロバレル

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せいかく:なまいき
実数値(努力値):H221(252)-Ax-B103(100)-C105-D132(156)-S31

エースバーン

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せいかく:ようき
実数値(努力値):H155-A168(252)-B95-C76-D96(4)-S188(252)
※C個体値はなるべく低い方を推奨

アーマーガア

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せいかく:ようき
実数値(努力値):H175(12)-A138(244)-B125-Cx-D105-S130(252)
※s:1段階上昇で最速エースバーンや準速ドラパルト抜き

【構築経緯】

 まず日本一決定戦において多いと予想される並びを考察したところ、次のようになった。
1.(リザ)バナコータス軸の晴れパ
2.ガエンバレルエースバーン
3.バンギキッス

これらに強い並びを考察したところ、ニョロトノf:id:noibarn:20200803155307p:plain(+キングドラf:id:noibarn:20200803165402p:plain)+鋼枠が強いのではないかと思い、鋼枠に弱点保険を持たせることで誘いやすい炎技を餌にして相手に負担を掛ける動きをしたいと考えていた。次に鋼枠に求められる条件として、自身の素早さが低くなく素早さを自らで操作できるダイジェットが使えることだと考え、そこにコバルオンアーマーガアがヒットした。そこで2匹とも試すことに。

コバルオンから使用し、ふくろだたきが使えるドラパルトも入れて他2枠をガオガエンモロバレルにして回したところ、うまくドラパでコバルオンをたたく盤面を作れないこと、ガエンキッスバレルの並びがキツすぎたこと、まともに殴り続けられるのがキングドラコバルオンしかいなかったために構築全体で火力不足であったことが気になった。

続いて、アーマーガアf:id:noibarn:20200803155117p:plainを試すことに。なるべくアーマーガアを通す状況を作りたかったので能動的に弱点保険を発動させることにした。アーマーガアの弱点は炎か電気だが、大体の技に追加効果があり、追加効果を考慮しないことにすると使える技が限られた。一つはボルトチェンジを使う戦術。ボルチェンからラッキーを出して要塞化、ニョロトノを出せば天候を後から書き換えられるなどこれはこれでありだったかもしれないが、ボルチェン要員をあまり汎用的に活かせる気がしなかったので見送り。もう一つはエレキボール。追加効果もないしアーマーガアを最速にすれば威力が無駄に高くなることはないと思い、エレキボールを打ててアーマーガアへの負担を小さく抑えられるポケモンとしてエースバーンf:id:noibarn:20200803155053p:plainを採用。バークアウトを仕込むことでD方面を強化できないアーマーガアを補助できる点も評価した。

アーマーガアのおかげで多く物理を相手できるようになったが、リザバナコータスへの回答が不十分だと感じたこと、エース以外が詰め筋として機能していないことを踏まえ特殊への受けも可能で小さくなるによる詰め筋が強力なラッキーf:id:noibarn:20200803155228p:plainを採用した。

最後に原案構築の名残でモロバレルf:id:noibarn:20200803155346p:plainを入れて完成。

この6匹でランクバトルで対戦したところまあまあ勝てたのでこれで行けるわ!!!となったが、最終日に対戦したときにいくつか欠陥が浮き彫りとなってしまった。(後述)日本一決定戦本選では10-9でレート1513と残念な結果に。もっと構築の練度を高める努力をすべきだった。

【個体詳細解説】

①ラッキーf:id:noibarn:20200803155246p:plain

本構築における詰め筋であり、特殊への受け先でもある。選出した際は100%後発に置き、相手が特殊ポケモンダイマックスさせる時に積極的に投げていき、ダイマターンを凌ぎつつ隙を見てちいさくなるを詰み、詰めの構えを整える。うまくアーマーガアとラッキーを盤面に並べてアーマーガアでダイスチルを積むことができればラッキーの物理方面を強化することができ、最強ラッキーが爆誕する。
技構成のでんじははs操作も一応できて上振れを期待したいために入れた。実際のところ必要だったかは不明。とくせいはいやしのこころを採用。アーマーガアがしっとのほのおなどでやけどしたり不意のまひを受けた際に回復できる点を評価した。ちなみにちいさくなるを積んでもあくびは必中なので、眠らされても交換すれば回復できるしぜんかいふくもありだったと思う。

ニョロトノf:id:noibarn:20200803155307p:plain

 雨起動要因。相手の構築が晴れパであったりエースバーン入りであれば絶対選出する。選出する場合はほとんど後発からで、相手の初手をみてからニョロトノを投げて天候を書き換えるかどうか判断する。受けだしすることに重きをおいてHBぶっぱ。
技構成のてだすけじゃくてんほけんを発動させても火力が若干足りないアーマーガアの火力補強によく使った。ほろびのうたはアーマーガアで数的有利を取り、相手が残り2匹になった時に詰め筋として使えるため重宝した。

キングドラf:id:noibarn:20200803165402p:plain

 もう一つのダイマエース。ではなくほぼ見せポケ。アーマーガアを信頼しすぎていてほとんど選出がなかった。キングドラが刺さる場面はそこそこあったためもっとトノグドラで勝つ練習をするべきだったかもしれない。

モロバレルf:id:noibarn:20200803155346p:plain

 なんとなく入れた枠。水タイプが見えた際にはほぼ毎回選出し、キノコのほうしいかりのこなでアーマーガアやラッキーのサポートを行えるのが偉い。とくせいのさいせいりょくにより構築のサイクル性能も高めてくれた。アーマーガアやラッキーを超回復させられるかふんだんごもありだったかも。またアーマーガアのダイジェットと相性のいい最速にすることも検討の余地あり。
ただ、これで正解だったといえるほどしっくりきていなかったので要検討枠。あと、相手が使うバレルは最強なのに自分が使うとそうでもなかった。

⑤エースバーンf:id:noibarn:20200803155053p:plain

 びっくりポケモン。選出の際は先発に出していき、アーマーガアのサポートを行う。今回使用した個体の場合でもエレキボールはアーマーガアに対して34~40ダメージで済むため、小さな負担でアーマーガアを強化できる。相手の特殊アタッカーがきつめなときはバークアウトでデバフをかけることができる。また、アーマーガアへのダメージをなるべく減らすためにとくせいはもうか。炎タイプ固定のおかげでキョダイゴクエンのスリップを受けなかったりしっとのほのおでやけどしないなど、その点も優れていた。タスキのおかげでもうか圏内からかえんボールを打ちやすいのも良い。ただCの個体値が低い個体を使うべき。
エースバーンにもともとコーチングを覚えさせていたが、アーマーガアの物理耐久が足りていることが多く、コーチングするよりもエレキボールでアーマーガアを強化させる方が強いと判断した。その代わりに、滅びギミックなどに対抗できるようちょうはつをいれた。トリル展開を防止できるなど活躍する機会はあった。

⑥アーマーガアf:id:noibarn:20200803155117p:plain

 構築の軸であり、ほぼこのポケモンにしかダイマックスを切らない。じゃくてんほけんの発動に関して、
1.エースバーンによる能動的な発動
2.ニョロトノの雨を活かして炎技を受けることによる発動
この二つをメインに動かしていく。基本的には初手からダイマックスを切って数的有利を取りに行く動きをする。リザードン晴れパや初手アシレーヌなどの場合のみ、アーマーガアをラッキーに下げることがある。ダイジェットやダイスチルのSやB上昇がラッキーと好相性なので、ラッキーで詰められる展開を作れると判断したときは横にラッキーを投げながらアーマーガアで詰める動きをよく行った。

 

【選出・立ち回り】

基本選出

先発:f:id:noibarn:20200803155053p:plainf:id:noibarn:20200803155117p:plain
後発:f:id:noibarn:20200803155228p:plainf:id:noibarn:20200803155307p:plainorf:id:noibarn:20200803155346p:plain

1番多かった選出パターン。アーマーガアで相手に大きく負担を掛けてラッキーで詰めるのが理想。

対バナコータス

初手バナコータスなら様子見でアーマーガアをラッキーに下げながらサイクルを回し、アーマーガーでダイマックスする機会をうかがう。HBコータスがかなりキツい。初手にコータスがいない場合はアーマーガアを初手からダイマさせてエースバーンでエレキボールを選択する。
もしリザードン入りの場合、エースバーンでバークアウトをしながらアーマーガアをラッキーに下げ、ダイマックスを凌いで戦う。物理格闘打点をもつポケモンがいるとキツい。

対ドラパテラキ+御三家

先発:f:id:noibarn:20200803155346p:plainf:id:noibarn:20200803155117p:plain
後発:f:id:noibarn:20200803155307p:plainf:id:noibarn:20200803155246p:plain

初手ドラパテラキなら、アーマーガアをダイマックスさせて相手のドラパの横を殴り続け、ドラパのダイマックスが切れたタイミングで削っていく。もし初手がアシレ@1の場合、アーマーガアをラッキーに下げながらサイクル回し、ダイマックスを凌いで今度はこちらのアーマーガアダイマックスを通していく。

ガエンバレルエスバキッス

有利なマッチングだとは思っていたが、アーマーガアのダイマックスをサイクルやまもるにより枯らされて後発エースバーンが受からなくて負けみたいな対戦がよく見られた。詳細な立ち回りまで研究できなかったことを反省すべき。 

【反省会】

メモ程度に書いています。

・ウーラオスジバコイルがキツすぎた
・環境トップの並びへのメタ構築のはずなのにHBコータスが重くなっている
・トノグドラの練習をすべきだった
・構築への考察が明らかに足りていなかった

【後語り】

この構築を使用してs8の最終日に順位1桁チャレから潜って負けたり日本一決定戦本戦にて2時半くらいにちょうど50位で潜ったら負けて権利獲得圏外になったりと、勝負の場面で惨敗していて涙が止まりません...これも自分の実力不足が全てなので1からやり直そうと思います。来年のルールで勝ってオフライン大会出場できるようこれからも努力していきます。

来年の出場権を獲得された方、おめでとうございます。そして応援してくださった方々、本当にありがとうございました。