【ポケモン剣盾シングル】半年ぶりにシングル頑張りました。【s9最終343位/レート2002】
おざます!初めましての方は初めまして(cv.B!KZO)、ちゃんなーと申します。
普段はダブルバトルをメインにやっているのですが、今年のダブルバトルの公式大会が一段落ついたので半年ぶりにシングルバトルを頑張ってみることにしました。構築の紹介だけでなく、この一ヶ月の取り組み方についても述べようと思います。
【構築経緯】
シングルバトルを取り組む中で最初は対面構築を使用していたが、初手の出し負けが負けに直結すること(自分のプレイングの問題はあるが)やタスキウーラオスがスカーフトゲキッス前に何もせずに倒されいく姿を見てトゲキッスに殺意が沸いたため、トゲキッスにガンメタを張れるジバコイル入りのサイクルパを使うことにした。そこで有名な並びであるスカーフいちげきウーラオス+ギャラドス+ジバコイルを構築を開始。サイクルを重視してパッチラゴンやエースバーン受けに優秀なカバルドン、をウォッシュロトムやれんげきウーラオスに強く出られるモロバレル、いちげきウーラオスに隙を見せないようピクシーを採用した。
これで運用したところ構築のパワーが不足していることもあり、ジリ貧でサイクル負けすることが多く順位も停滞気味になっていた。
arandorosu.hatenablog.comそのときに上記の記事のれんげきウーラオス対策のタスキドラパルトのでんじはおにびを起点にギャラドスで積む展開もできれば強力だと気付き採用。ラストにはいちげきウーラオスのメインウェポンを半減にし、ギャラでは勝てないポリゴン2に強く出られる積みエースのトゲキッスを採用。ポリ2やトゲキッスミラーで勝ちやすくなるようにタラプのみを持たせた。
実際に使用してみるとでんじは運ゲが強すぎてギャラやキッスでまひるみをねらったりドラパで相手を無償突破できたりして勝てた対戦が多く、格上のプレイヤーに対して上振れを狙うことの強みを理解した。
カバルドンの枠は両刀パッチラゴンに突破される様を見て悲しくなったので、両刀パッチラゴンの攻撃を受けられるバンバドロと交代しつつ使っていた。
【コンセプト】
・ギャラジバコウーラオスを軸としたサイクル戦を目指す
・ドラパルトのサポートから積み展開への移行
・上振れを狙う
【個体紹介】
①ギャラドス
とくせい:いかく
もちもの:たべのこし
せいかく:いじっぱり
実数値(努力値):193(180)-159-114(116)-x-120-128(212)
調整
・H-B:A無振りナットレイのジャイロボールを身代わりが確定耐え
・S:準速ウオノラゴン抜き
サイクルパーツ兼積みエース。エースバーンを安定して受けられるだけでなく、ドラパルトのでんじはおにびを起点に抜きエースとして大活躍してくれた。技構成のみがわりは構築で一見重そうなナットレイを逆にカモにして起点にするために搭載したが、状態異常を透かしたりドラパの状態異常技と相性がよかったりと非常に強力だった。
②ジバコイル
とくせい:アナライズ
もちもの:とつげきチョッキ
せいかく:ひかえめ
実数値(努力値):177(252)-x-135-200(252)-116(4)-80
トゲキッス絶対殺すマン。このポケモンのおかげでトゲキッスに精神を破壊されることが少なくなった。技構成のボディプレスはミラー意識だが、ダイマックスの打ち合いの際にトゲキッスへの乱数を有利にできるてっていこうせんも欲しかった。
③トゲキッス
とくせい:てんのめぐみ
もちもの:タラプのみ
せいかく:おくびょう
実数値(努力値):191(244)-x-116(4)-141(4)-136(4)-145(252)
運勝ち製造機その1。タラプのみのおかげで特殊相手(特にポリゴン2)を起点にできることが多くて扱いやすかった。技範囲的にもあまり不利をとるポケモンが少なく、不利な相手でもひるませる精神で困ったらこいつを選出した。やっぱりこの環境でトゲキッスは入れ得すぎる。
④バンバドロ
とくせい:じきゅうりょく
もちもの:カゴのみ
せいかく:わんぱく
実数値(努力値):207(252)-145-167(252)-x-106(4)-55
わざ:じしん/ヘビーボンバー/ボディプレス/ねむる
調整
・A156-C126パッチラゴンのダイジェット+ダイドラグーン(りゅうせいぐんベース)を確定耐え
パッチラゴンが見えた時だけ選出する。うまくパッチラゴンのダイマックスをいなしてくれて偉かった。
⑤ドラパルト
とくせい:すりぬけ
もちもの:きあいのタスキ
せいかく:おくびょう
実数値(努力値):163-x-95-152-96(4)-213(252)
わざ:りゅうせいぐん/たたりめ/おにび/でんじは
運勝ち製造機その2。でんじは による麻痺運ゲで上振れを狙う行為が狙い得で初手に投げてはでんじはを打っていた。ちゃんとあてるわ相手をしびれて動けなくさせるわで格上相手にも上振れで勝てるチャンスを作ってくれた。間違いなくこいつがこの構築のMVP。
⑥ウーラオスいちげきのかた
とくせい:ふかしのこぶし
もちもの:こだわりスカーフ
せいかく:いじっぱり
実数値(努力値):175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
わざ:インファイト/あんこくきょうだ/かみなりパンチ/とんぼがえり
本構築の軸の一つ。とんぼがえりから円滑にサイクルを回すこともできるし、終盤のスイーパーになれるのも非常に優秀だった。また、このポケモンのダイマックスはあまり警戒されないため、トゲキッス対面でダイサンダーを打ってキッスを葬り去ることがよくあった。
【基本選出】
基本選出1
ウーラオスのとんぼがえりを軸にサイクルを回していく。選出基準が分からない😇
基本選出2
この選出がほとんどになっていた。でんじはしか信じられなくなっていた。
構築の紹介は以上です。以下、自分語りです。
【1か月間の取り組み】
シングルバトルに重心をおいて語ります。
再開のきっかけ
僕は3月の下旬からダブルバトルを本格的に取り組み始め、それからシングルバトルにはあまり触れていませんでした。しかし、いとう(@Gardevoir_Dawn)さんという方が7月シーズンにシングルバトルとダブルバトルの両ルールで2ロム最終レート2000越えを成し遂げているのを見て、自分もシングルバトルをもう一度頑張りたいと思うようになりました。
※いとうさんは8月1日に開催された日本一決定戦本戦で150人中1位となり、8月22日の王者決定戦に出場している最強のプレイヤーです。YouTubeで配信もやっており、めっちゃ面白いしダブルバトルの勉強になるのでぜひチャンネル登録しましょう!
対戦を始めるにあたって環境が全く分からないし、全体的なプレイヤーレベルも自分が本格的に取り組んでいた時より上がっていてプレイングで勝負するのは厳しいだろうと思ったため、とりあえずやることがシンプルな対面構築を使おうと決めました。構築記事や実況者の動画などを見て、最終的に実況者のバンビーさんが7月に使用していた構築をレンタルして使用することにしました。
以下がレンタルした構築についての動画です。
この構築で対戦したところ、手になじんで使いやすくなんとか3桁中盤~1000位台に居座ることはできました。
ゲームジムライブ
8月中に公式にてゲームジムライブというWeb番組が全部で5回放送されました。その中で、仲間大会で1位になった人は次週の番組にてゲストと対戦できる特典付き。シングルバトルを練習するいい機会だと思い、軽い気持ちで8月9日の仲間大会に参加することにしました。
あんまり仲間大会のルールを理解しておらず、一日の上限10戦だと思っていて8-1で迎えた10試合目、勝ち確の場面で相手側の回線が落ちました。その直後に「対戦する」を押すとレートと対戦数が反映されないまま次の対戦になったのでブチギレながら11戦目で勝利しました。もうこれで対戦終わりやろ、と思って「対戦する」を押すと10戦目と11戦目のレートが反映された状態で12戦目に突入することができ、急に対戦が始まってハゲそうになりましたがなんとか勝利。一旦止めて見てみると、残り30分時点で1位になっていました...。そこで試合数上限を確認すると、2時間で25試合できるみたいですね~😇😇😇残り10分を切ったところで2位になっていたのでもう一戦し、見事に勝利することができたので結果をみるとやっぱり1位。日本一決定戦本戦で来年のPJCSの出場権を獲得できなくて悔しかっただけになにかしらで結果を残せて本当に嬉しかったです。使用構築は以下の通り。(ウーラオスはれんげきです)
これにより、16日のゲームジムライブに出られるようになりました。番組側からその週の水曜日に使う並びを教えてくれといわれて何も考えてなかったため、上の並びのパッチラゴンをウォッシュロトムにした6体で対戦すると連絡しました。しかし、番組の日が近づくにつれてもっと面白いポケモン入れればよかったなぁ、と後悔するようになりました。ところが番組当日の朝、ふとカバルドンをアタッカーにするというアイデアを思いつき、その日に育成していのちのたまを持たせたフルアタ型で番組に臨むことに。
番組では人気俳優の平田雄也さんと対戦。朝に思いついたカバルドンが刺さっており、想像以上の活躍をしてくれたので番組の収録が終わってからカバルドンを拝み続けました。
対戦自体は39:50~
対戦前に平田さんが意気込みを聞かれて「上振れを狙います」という一言を残していました。この言葉は僕にも今回の構築にも活きており、格上の相手には上振れを狙うという考えはこれから僕がポケモン対戦を続けていく上での鍵になってきそうです。
中盤から終盤にかけて
ゲームジムライブの番組出演後、構築経緯で述べた理由からウーラオスギャラジバコを使って対戦していたものの、思うように勝てなくなっていました。前半頑張ったしもういいや、と少し投げやりになっていたかも。そんなときに転機が訪れます。シニアダブル勢のとわいらいとさんがシーズン終盤にシングルレート2000達成報告をしていたのです。
シングル2000! pic.twitter.com/zL8PITwduL
— とわいらいと (@Lospoke) 2020年8月22日
これに心を大きく動かされ、僕もレート2000には載せようと決意します。このときに構築のバレルピクシーをドラパキッスへと見直し、本気で対戦し続けました。
そしてついに8月の28日にシングルレート2000達成!!
半月振りにシングルでレート2000いった!!
— ちゃんなー (@CHAN_naaa_CHAN) 2020年8月28日
本当に嬉しい!!! pic.twitter.com/KOqHc1Al9h
舞い上がってたせいか半年と書くところを半月と誤字ってます、恥ずかしい...。
シーズン終了まで三日あり、シングルでもっと高みを目指すかダブルバトルに専念するかで択になっていましたが、いろいろ悩んだ末にダブルバトルに専念することにしたため、そこで僕のs9シングルは終了ということになりました。(ちなみにダブルバトルでも土壇場で最終日にレート2000を達成することができました...!!)
いろんな人に心を動かされ、支えられた最高のシーズンでした!
【おまけ】
双子の兄であるだびで(@dabide_Ggst)ももともとシングル勢でしたが、ダブル勢に転向して化け物になった話です。ダブルバトルとか知らんがなw、というシングル勢の方もぜひ読んでほしい。もしかしたらダブルバトルで化けるかも...!?
【最後に】
ここまでお付き合いありがとうございました!気になることがあれば@CHAN_naaa_CHANまでお願いします。